【コラム】インドネシア日本語学校だより(2024年6月号)

弊社インドネシア総合研究所は、インドネシアで特定技能・技能実習の人材を育てる日本語学校を運営しております。この学校だよりでは毎月先生から皆さまへ、それぞれの日本語学校の様子やワークショップの様子などをご紹介しております。
今月はマンパワー日本語研修センターのエル先生が、マンパワー日本語研修センターについてご紹介いたします。

目次

マンパワー日本語研修センター(場所:インドネシア、バンドン市)

2023年4月マンパワーの学生

マンパワーはインドネシアの西ジャワのバンドンという県にあり、インドネシア労働局より日本語教育のライセンスを取得した教育研修センターです。マンパワーは2022年12月に設立しました。現在、面接を受ける前に3ヶ月間日本語を勉強しています。優秀な者は簡単な日本語で交流でき、合格後さらに2か月間の在留申請結果を待ちながら、日本語を勉強しています。真剣に頑張れば、面接を受けるまでに日本語4級に上達できます。

技能実習生の質を重視する。

インドネシアの日本語学習は全寮制で、日本人教師、インドネシア人教師と連携して学習を行い、日本語と生活学習をしっかりと学習しております。マンパワーで一番力を入れているのは会話です。会話とは言葉の羅列であり、パズルです。相手の状況や言った言葉一つ一つの意味を理解し、言葉を形成し、教師の工夫によって養われます。研修センターでは技能実習生に言語、日本の文化、常識から包括的に育成しています。その他、ゴミ分別方法、挨拶の礼儀、日本人の働き方などの日本人のマナーを理解した人財を養っており、「高い言語力と、道徳心」が弊社の技能実習教育の目標です。

実際の様子(ビデオ):2024年3月会話練習の様子(2期生)

2024年3月、現地スタッフ撮影

技能実習生をしっかり管理する

2023年9月面接後の写真(1期生)
https://www.instagram.com/manpowerindonesia?igsh=a3ZoNnZ3cnVsaXJ3


受け入れ企業が危惧していることは、技能実習生が働き先の日本で、許可を得ないまま職業現場から逃げることです。弊社でもこの問題に着目し、解決方法を考えております。従って、厳重な技能実習生管理システムを築いております。マンパワー研修センターで技能実習生は学習する時にも日本の法律、職場のマナーを注意させています。

写真から見るマンパワー日本語研修選抜展開の学生の活動

体力作り

起床後、寮の先生とともにラジオ体操・ジョギングを行います。

自習時間

自分で教材を読み解き、問題を解いて、自習を行います。

掃除

午前、午後授業終了後は現地学校の掃除を毎日します。5Sも日々の実践を通して身につけさせます。

生活指導

ゴミの分別方法など、実生活に関して指導します。

授業

日本語教師は日本への仕事経験もあり、教育経験豊かなインドネシア人スタッフです。候補者の眼差しは真剣そのものです。

食事

毎日3回食栄養のバランスを考えた健康的で安全な食事管理体制を実現します。

今月の学校便りは、いかがでしたでしょうか?

弊社インドネシア総合研究所は、インドネシア人人材が日本への渡航前にインドネシアで質の高い教育を受けて準備を行うことが重要だと考え、2021年よりインドネシアにおける学校設立支援事業、学校運営事業を行っています。

インドネシアでの学校設立や、インドネシア人材の受け入れにご興味のある方は、弊社までお気軽にご連絡ください。

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